一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
心配そうな顔が少し険しくなり
ユックリと離した距離を詰めてくる
『瀬見さん…言えないって言うか…』
「なに?」
"なに"と言われると
上手く説明が出来ない
なんで内緒なんだろ。
昨日融かしたはずのモヤモヤが
胸に広がって苦しくて
泣きそうになってくる
「…そんな悲しそうな顔して…
誰だよ?姫凪ちゃん。
泣かせる様な奴より
俺の方がずっと…」
ゼロになりそうな距離
頬に伸びる手
「姫凪ちゃん、俺
姫凪ちゃんの事…」
息の当たる距離にある
唇の動きを止めたのは
「その続き何スか?」
低く不機嫌な声。
え?まさか…
「うわっ!白布?!!
なんでここに!!」
やっぱり白布さん、だ。
『白布さん!あの、ごめん。
えっと…これは別に…』