一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
細い足にソファーから
立ち上がる力が加わる
遠くなる姫凪の温もりに
思わず同じ匂いのする身体を
手に持たれたバナナごと
引き寄せてしまった
「なに凹んでんだよ?
変なヤツ…
ほら、貸せ。
食わせて欲しかったんだろ?」
好みの香りが近くなった思ったら
『迷惑なんだろ…
一人で食べれるから良い…』
涙目はまた少し遠くなる
『もう…しないから
安心して…良い…し…』
キュッと唇を噛む顔が
妙に心を擽ってくるから
厄介だ
ありえねぇと思ってても
考えてしまう
”食われたいのか?”なんて。