一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第41章 ♡太陽(キミ)を探して(月島蛍)
山口が話し掛けてくるのを
ヘッドホンで遮って
窓の外を眺める
バスはユックリ走り出して
偶然にも
布施の家の前を通過する
灯りのついてる窓
引いたカーテンの向こうに居るであろう
布施に
手が伸びそうになる
「…バカらしい
届くわけないのにさ」
忘れなきゃ
恋なんて意味ない。
愛なんて意味ない。
キミなんて要らないよ。
ヘッドホンから流れる
音楽のボリュームを上げて
頭の中を音でいっぱいにする
出てけよ。
触れられもしないキミなんか
想うだけ無駄じゃないか…。
眼鏡をアイマスクに変えて
瞼に乗る涙を隠した