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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第8章 運び屋とハチ公(黒田雪成✣夢)完結


「あんだけ振り回されりゃ
ウンザリもするだろ。
とりあえず荒北さんに
コレ渡してくらぁ」

部室に入り荒北さんを探す

「あ!荒北さん!
おはようございます。
あのコレ…」

「ア?おはよ。
…なんだそりゃ?まさか
オマエからじゃねぇよな?」

指先で摘むように袋を受け取る

「当たり前でしょ…
キモい事言わないでくださいよ…」

「じょぉだん(笑) 
お、まぢ!?サイクルグローブ!?
欲しかったヤツだし!」

珍しく普通に喜ぶ荒北さん。

「じゃ、確かに渡しましたから」

「ナァ、布施チャンって何組〜?」

「はい?なんで名前?」

「ココに熱烈なラブレターがねェ🎶
布施姫凪チャン?
可愛い名前じゃナァイ」

小さいカードにアイツの字と
散りばめられたハートマーク

あ、まただ。イライラする。

意味わかんねぇ。
でもとりあえずクソむかつく

「名前負けもイイトコッスよ」

「ヘェ〜そうなのォ?
ま、お礼位言わないとねェ」

いつもお礼なんかしねぇし
手紙貰っても見もしねぇで
放置のクセに…

「どーしたァ?黒田」

「いえ、塔一郎と一緒のクラスです」

「へいへーい。あんがと。
昼休みでも行くわ」

あーぁ、これで明日から
アイツは益々
荒北さん荒北さんって
煩い位に話しに来るんだろうな
まぢ勘弁しろや

オレはイライラする
気持ちを抑え込み練習をする事にした

昼休みになり塔一郎が
オレのクラスに来る
荒北さんの事も布施の事も
話さない所を見ると
口だけで礼になんか来なかったのか?

何故か少しホッとしたのも束の間
廊下側の窓に猫背で歩く男の姿
その横には一目見て緊張で
ガチガチになってるのが分かる
布施が居て

2人は連れ立って何処かに行ってしまった

「荒北さんと布施?
変な取り合わせだな」

「知らねーよ。いーんじゃねぇの?」

そうだ。アイツが何処で
誰と何をしようが
誰にナニされようがオレの
知ったこっちゃない
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