• テキストサイズ

ある一週間のこと

第6章 六日目




た、確かにミリィちゃんのは平均……よりも小さいと思う。アンジェラさんとか他の女性のお客さんを見ているとかなり大きい……とは思うけど。

でもミリィちゃんの魅力って、凄く体の線が細くて綺麗なところなんだよなぁ。きめ細かい潤いのある肌とか、ほっそりとした長くて綺麗な足とか。女の人の魅力って、胸の大きさだけじゃないし……僕が男だからそう思うのかなぁ。
やっぱり女性ってそういうの凄く気にするんだろうなぁ……。


「ミリィちゃんは、君が思う以上にとても綺麗だと思うよ。明るくて、優しくて元気いっぱいだし。僕はそういう女性は素敵だなって思うから」

「……本当に?」

「うん。僕はミリィちゃんに対しては嘘はつかないよ。君を見ていると、嘘なんて馬鹿らしく思えるからさ」


笑顔で心の中の想いを告げると、ミリィちゃんはすぐににっこりと微笑んだ。


「ありがとう。嬉しいわ」


どんな宝石や花にも負けない、とびっきりの笑顔。

あぁ、やっぱりミリィちゃんには笑顔が一番だよ。




/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp