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As well be hanged for .....

第13章 閑話休題 2





「にいちゃん!腹ぁへった!」
「あぁ、あぁ。わかった。わかってるよ。」

両膝に穴の開いたズボン。
汚れきって元々が何色かもわからない、長袖のシャツ。
靴は底がはがれ、歩くとパカパカする。
靴下なんて履いたこともない。

「また本なんて見てるの?ごはんは?」
「もう少しで読み終わるから。待ってくれ。」
「早くして!」
「うん。」

まだ日は高いと言うのに、じめっとしていて薄暗い。
汚い物が散乱しているのも日常茶飯事で、これと言って気に止めるものでもない。
汚泥や糞尿の匂いが充満するここの一本向こうの通りは、綺麗で華やか、観光客もいる。



明らかに別の世界。


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