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いつも貴方がいた【気象系BL】

第3章 一歩



こんな風に、俺たちの
新しい関係が始まった。


とりあえずの、一歩だ。


でも、その一歩が

この先の俺たちの未来を

どう導いてくれるのか....



この瞬間の俺には、まだ

分からなかった。




ただ、ひとつだけ分かっていたのは

新聞記事から、ずっと心の中に
モヤモヤを作っていたものが

晴れつつあるということ...。



ニノの笑顔を独り占めしながら

俺はそう感じていた。
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