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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第13章 Childhood's end


大野side


熱を帯び潤んだ目でおいらを見る。

カワイイ和のおねだりに
NOという人間がいるんだろうか?

少なくともおいらには無理。


「和がいやっていうほどあげるよ。
 もういらないっていっても
 止めないから…」


和の髪の毛を撫でながら、
和の躰を組み敷く。

唇を耳元に寄せ、
指でそれまでの愛撫で
濡れそぼる蕾を撫でながら、敢えて聞く。


「ここに…挿れていい?」


N:「そんなこと…聞かないでよ…」


「ちゃんと許可はもらわないとねぇ」


笑いながら言うおいらの頬にキスをして
耳元で小さな声で…「おねがい…します」
と囁く和。


「素直な和、かわいいねぇ。

 大好きだよ。

 優しくがいい?それとも…?」


N:「優しく…して…」


和を抱きしめて蕾に自分の熱を押し当てる。
先端で擦るように何度も何度も動かす。

柔らかく綻びた蕾はその度に
先端を飲み込もうとするけど…。

焦れた和が腰を動かす。


「和、自分でいれてみ」


そう言って胡座をかきその上に和を乗せる。

和がおいらのモノに手を添え
自らの蕾の中に受け入れる。

ゆっくりと落ちる腰。
柔らかく暖かい和の中に
包まれる感覚は至福。

腰を落としきるとおいらの腰に脚をまわす。

ぎゅっと密着する躰。

奥まで銜えこみ、息をつく和。
次の瞬間、下から突き上げる。

わざと一番いいところを外しながら
何度も突く。

突き上げる度にあがる和の声。


N:「あっ、あんっ…や…ダメっ」


「ダメなの?」


送り込む腰の動きを止めて聞く。


N:「あっん、ダメじゃない…
  もっと……ねぇ…
  もっとちょうだい!」


首を振りながら強請る。


「じゃぁ自分で好きなように動いていいよ」





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