• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第12章 tie me up… tie you down…


大野side


自ら腰を落とし、翔ちゃんを受けとめる。
翔ちゃんを受け入れた部分がすごく熱い。

躰ごと心臓になったみたいにドキドキする。

熱い躰をどうにかしたいけど、
この期に及んでなお恥ずかしさが先にたつ。

動きたいけど動けない。

躰の熱はおさまらない。

おいらの葛藤を見透かすように
翔ちゃんがいきなり下から突き上げる。


S:「智くん動ける?」


翔ちゃんが聞いてくる。
そういってほらまたおいらを甘やかす。

その気持ちに応えたくて頷いてから
腰を動かし始める。

おいらのリズムに合わせるように
翔ちゃんが下から付いてくる。


「あっ…しょ……ゃん…ひっ……んんっ」


突き上げられるたびに甘い声と響く水音。
息を詰めるおいらの唇を
翔ちゃんの指がなぞる。


「ふっ……んんッ……やぁ……」


S:「んっ……智…まだ…
  いける…でしょ?」


翔ちゃんの息もあがり始める。

不意に体勢が変わる。

両脚を抱えあげられ、
翔ちゃんの肩に乗せられる。


「あ…やだ……これ…はずかしぃっ…」


S:「なんで?見てるの、俺だけだよ?」


「だって…」


言葉が続かないおいらの唇を
翔ちゃんが塞ぐ。

角度が変わってその刺激に
思わず締め付けた。




/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp