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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第6章 甘い夢


櫻井side


智くんがイクのと同時に俺も熱を吐き出す。

智くんを見ると…気を失ってる?

激しくしすぎたかも…。

反省しつつ…まずは後始末をする。


「智くん…ごめんね…」


その声が聞こえたのか
智くんの瞼が上がる…。


O:「翔…ちゃん…
  なんでそんな顔して謝るの?」


「いや…俺の欲望のままに抱いちゃって
 …ごめん」


O:「抱いて…って
  お願いしたのはおいらだよ?」


そういっていつものようにふにゃっと笑う。


O:「翔ちゃん…お願い…聞いてくれる?」


「ん?なに?」


O:「一緒に寝てくれる?
  もしうなされたら…
  夢から引き戻してほしいんだけど…」


「いいよ。
 智くんがそうしたいなら一緒に寝ようね?
 その前にシャワーだけでもいいから
 浴びようね?」


O:「じゃ、連れてって♪」


「はいはい」


甘える智くんを抱っこして
2階にあるシャワールームに2人で入る。

そして…2人でベッドに入る。

小さなキスを智くんの瞼に落とす。


「智くん、おやすみ…。いい夢をみてね」


O:「うん、翔ちゃん…おやすみ」


そういってあっという間に
眠りに落ちる智くん。

智くん、ゆっくり休んでね。

いい夢がみれますように…。

もしも嫌な夢を見たら…
必ず俺が引き戻すから…。

気持ち良さそうに眠る智くんをみて
幸せな気分になる。

どうせ見るなら甘い夢をみよう。
二人で甘い甘い夢をみよう。

智くんを後ろから抱きしめて眠りについた。


<END>


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