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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第3章 コチョウラン


Sho side

翔「潤…?」

呼んでも返事がなくて
慌てて躰を離した

中から自分のモノを引き抜くと
潤の躰がピクンと揺れる

でも潤は目を覚まさなかった

潤の蕾に光る自分の欲望を見つけて
何とも言えない感情が湧き上がってきた

無理をさせてしまったという反省と
潤の中で一つになれた喜びと
これからずっと傍に居られるという幸福感
俺のモノだっていう支配欲

最初は認められなかったこの気持ちに
気づいてしまった時から

傍にいるためには伝えちゃいけないんだって辛かった

でも…今こうして潤はココにいる…


潤に布団をかけて
濡れタオルを作りに洗面所へ行った

緊張もあったのか
自分の躰も気怠いけど

以前一人で熱を放ってしまった後の
虚しさは今は無い
フワフワした心地いい疲れすら嬉しく感じる


熱めのタオルで潤の躰を綺麗にする
俺の放った熱も綺麗に拭い去った

乱れた布団もできるだけ綺麗にして
潤の隣に滑り込む

身じろいだ潤が俺にしっかり抱きついてきた

今さらドキドキと鼓動が高鳴る
こんな幸せがあるなんて今まで知らなかった

自由にならない芸能人という立場をもどかしく思ったり
潤と仲良くする人間に嫉妬したり
数時間前まで,いろんな感情が渦巻いていた

でも…


……今は何にだって

   どこの誰にだって

   シアワセ分けてあげたい…





 * To be continued ...
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