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【ハイキュー!!】陽だまりの猫

第2章 4月



「鉄朗、アンタ来週から一人暮らしね」


「……ハァ?」

突然の宣告に黒尾鉄朗は混乱した。

「は?ちょっと待て、何でいきなり!…え?どういうことだ…」

「去年の二学期、中間テストの日…まさか忘れたなんて言わないでしょうね?」

母は間髪を入れずそう言った。


そう、去年の10月…
その時は珍しく音駒高校と鈴の中学のテスト日が被った。



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