第4章 おとぎ話シリーズ/ 赤ずきん
むかぁしむかし、あるところにという女の子がいました。
「~、~!!」
「はーい、聞こえてるよレオリオ」
「聞こえてるなら早く来いよ。それに設定上オレはお母さんだ」
「お父さんじゃないのかよ」
は、お母さんに森の奥に住んでいるおばあさんへの届け物を頼まれました。
そして頭には可愛らしい赤ずきんをかぶせてもらいました。
「さぁ、さっさと渡してこい。メシ作って待ってるから」
「大丈夫、このカゴに入ってるパン食べてくから」
「それババアの分だろ!!絶対食うなよ!!」
「ババアとか言うなよ!!それに心配するなダディ、アフリカンジョークだよ」
「アメリカンな。あ、それとたまに森でオオカミ出たりするから気をつけろよ」
「はーい。いってきマンモス」
るんるん、とは森の小道を歩きます。
家を出てからしばらく歩いていると、きれいなお花畑が広がっていました。
「わぁー!きれいなお花畑!!」
はおばあさんへの贈り物として、このお花畑のお花を摘んでいくことにしました。
「嫌がらせに彼岸花摘んでいこう」
ひたすら彼岸花を摘むと、は再び歩き出しました。