• テキストサイズ

【暗殺教室】君が好きになるまで

第1章 貴方が嫌い


あぁ……なんだっけ


眠さから意識が上って、瞳を開く

懐かしいものを見た気がする。とても、嫌な夢

最後に見たのはいつかなんて忘れてしまったけれど、これは確かに何回か見たことある夢


エンドレスループの……悪夢


ある意味もう快感を覚えてくるよ

これもかれも……このクラスに来れたことがその悪夢を軽減させてくれてるのかも…………だ

埋めた腕から顔をあげると、緑のツーサイドアップが可愛く私を覗き込む


「雪乃!起きた?今殺せんせーがハンデありの暗殺やってるんだよ」

「ふぁ…………そうなの?因みにどんな」

「あーれ!」


にっこりと笑顔で指を指された方向を向くと、吊るされた我らの担任の姿

……どうしてああなった

苦笑いどころか笑顔すら作れなかった


「ね!行こうよ!」

「そうだね。なんだかバカにされてる気がするし」


声が聞こえないけど顔が馬鹿にしてる

茅野ちゃんに連れられ、私は外へ向かった



ここは椚ヶ丘中学3年E組……

エンドのE組

私たちには他の誰にも言えない秘密がある


それは……



「おお!間宮さんですか!殺せますかねぇ?」

「殺すんですよ。それが……私たちのクラスですから」



全員が先生を狙う、暗殺者だということ

そして、全員が……他には言いたくない秘密があるということ
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp