第2章 想い
深琴 「・・・・つまり、県体の試合で2位だった人?が僕に会いたがっていると、そういうことですか?」
誠 「てかお前同級生なんだからもっと砕けた言い方でも」
深琴 「誠には聞いてない」
「あ、はは・・・いや、でもいいよ、深琴くん、私たち高2じゃん、同い年だよ」
深琴 「いえ・・・僕もともとこういうしゃべり方ー・・・て、いやなんでもない。たまに敬語が入るけど、気にしないで」
「ん、オッケー、よろしくね」
深琴 「うん。」
深琴くんは栗色の髪に前髪をピンでとめて、(家だからかもしれないが)
可愛い顔立ちをしていた