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【銀魂】ヨルのウサギ 番外編

第19章  面白い事ゼロの日常生活見たい?




神威は落ちている番傘を拾い、腰にさすと私の傍に来て手を差し伸べる。
私は有難くその手を掴んで立ち上がると、少しよれていた服を直す。



『さすがに昔みたいに体力残ってないね…。もう歳かなぁ』


「オバサンだもんね」


『失礼だな!!一般女性の中では動ける方ですゥ』



滴る汗を拭って、神威と一緒にトレーニングルームを出た。

今日は起きてからずっっと会議だったから体動かせてよかった。筋トレもしたかったけど、今日はもう無理そう…疲れた。



『じゃあ私お風呂入るから部屋戻るね。』


「えぇ〜つれないね。俺とまだ遊び足りないでしょ?」


『私の体力根こそぎ持って行って何言ってんの???』


「俺の部屋の風呂入ればいいじゃん」


『やだよー。提督様のお部屋ここから遠いもん。』


「あーあ。せっかくいい酒が手に入ったのにな…。仕方ない。1人で飲むよ」


『お〜っと??魅力的なお誘いだねェ』



早く行くよ!!と神威の腕を引っ張って部屋まで小走りした。中央ホールも、長い廊下も私たちの足音しかしない。

神威の部屋に着くと、私は一目散にお風呂へ直行した。洋服をポイっと放り投げ、頭からシャワーを浴びる。
神威はお風呂の扉の前に立つとコンコンと扉をノックした。



『はいーー?』


「着替えは俺の服でいいよね?」



床に散らばった#NANE1#の服を神威は拾いながら問いかける。



『シャワーの音で聞こえないよォ!』


「まるでもう自分の部屋だね。…ここに住んだらいいのに」


『…えぇ?なんか言ったー!?』


「なんにも。ねェ俺も入っていい?」


『無理です!!』


「お邪魔しまーす」


『人の話聞いてよォォ!!』





((は〜〜♪さっぱりした!…で、お酒は??どこにあるの??))

K(ん?なんの話?)

((騙しやがったなァァ!?))

K(たまには朝まで一緒に過ごそうよ。ほらほら〜こっち来て)

((酒がないなら帰りたi……あっ、あぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!))



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