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偶然なんかじゃない出会い

第7章 大切な場所






「柿原さん・・・」


後ろにはイベントの衣装のままの少し息の上がった柿原さんがいた



柿「女の子を待たせるわけないでしょ」


それに


柿「1人でこんなところ危ないでしょ。びっくりしたよ。内山くんが彩花ちゃんが1人で行ったって言ってて。」



ま、こんな所に呼び出した俺も俺なんだけどね


と笑う



「あの、なんでこんな所でお話を・・・」

柿「え、あー、ん・・・俺もちゃんとしないと、って思って」




私の正面に立つと


柿「これから俺が言うことは嘘とか、どっきりとかじゃないからね」

「はい・・・」



柿「ふぅー…俺ら出会って半年ぐらいしかたってないけど・・・・・・



俺は






好き。君が好き」



告白の言葉に戸惑う


「あ、えーっと…」

柿「返事は今じゃなくてもいいよ」


その時の柿原さんの表情は寂しそうだった


違う。そんな顔はさせたくない・・・



「待ってください!今返事します」



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