• テキストサイズ

偶然なんかじゃない出会い

第3章 頼ること







内山先輩と病院に行くと点滴に繋がれた立花と




柿原さんがいた




柿「あ、2人とも」

内「こんにちは」
「こんにちは。立花は」

柿「疲労だって。明日には退院出来るってさ」

そう言う柿原さんも疲れて、何か思いつめた様子だった

「あの、柿原さんもお疲れじゃないですか?あとは、私達が付いていますし、立花の親も来るっていましたから大丈夫ですよ。お休みになってください。柿原さんにも迷惑がかかってしまいますし」


その言葉が気に触ったのか


柿「なんで、なんでそんなことを言うんだ!」

「え」

柿「なんで頼ってくれないんだ!俺にとって立花は事務所初めての後輩だ。だから困っていることがあったら助けてあげたい。そう思ってたのに……
やっぱり俺は頼りないのか」


その言葉で柿原さんがどれだけ思いつめていたのかが分かった


「違います!立花は柿原さんのことをそんな風に思ってません。ただ、柿原さんに迷惑をかけたくなかっただけです」

内「立花言ってましたよ。声優としてだけではなく事務業も頑張って大変だからって」





/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp