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Fall in love with you【R18】

第1章 First








しばらくして見えてきた私の家に、相変わらず明かりはついていない。


いつもの光景だ。


「お前ん家今日も帰り遅えのか」


「みたいですね。それより暑いです。」


ごく自然に自分のことから話題を逸らす。


「まぁ夏だからな。」


そんな話をしていればもう玄関まで着いてしまった。


「いつもありがとうございます。お気を付けて。」


「おう、またな」


背を向け、来た道を引き返す烏養さんを見えなくなるまで見送った後家の中に入る。


「ただーいまー」


返事の帰ってこない家に律儀に挨拶して、身の回りのことをして勉強して



明日はどうやって気持ちを伝えようか



そんなことを考えながらベッドに寝転がる。



夢の中でも烏養さんに出会えますように



そう、星に願う





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