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第4章 GAME START


「よし、次に属性攻撃について教える。」

「おい、待て!俺の通常攻撃は?」

さっきまでその辺を歩きまわって暇そうにしていた陽くんは優月さんの方へ駆け寄った。


「あ?プリーストに攻撃なんてねぇよ。後で説明するからちょっと待ってろ。」
そう言って優月さんは陽くんの頭を撫でた。

「っな!ガキ扱いすんな!おっさん!///」
陽くんは頭を撫でられたのが恥ずかしかったのか真っ赤になりながら怒った。

「あー、あー、悪かった。とりあえず、属性について説明するぞ。」

優月さんは陽くんを適当になだめて、
説明をはじめた。

「まず、この世界には属性ってもんが存在する。そして、それは一人一人必ずどれかを持っている。」

「属性…。」

「そうだ。種類は6つ。火、水、電気、風、光、闇だ。」

そうか!きっと優月さんは電気属性なのか!



あれ?でも、自分はなんだ?

「あの、それってどうやったらわかるんですか?」

「おう、その質問を待ってたんだ。」
優月さんは嬉しそうに笑った。

「まず、武器構えてみな。」

私は言われるまま武器を構えた。

「『invoke』って唱えてみな。」

私は頷き、深呼吸をした。

「invoke!」

その言葉を唱えると、
瞬く間に私の銃が火をまとった。

「うわぁ!?火!?あつ・・・くない。」

そう、何故か手に触れているはずなのに熱くないのだ。





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