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第4章 GAME START


私は周りを見渡した。

ふと、周囲が光りだし、誰かが現れた。

「…っいてぇ…」
頭を押さえた陽くんがうずくまっていた。

「陽くん!」
私はすぐに陽くんに駆け寄った。

「あ?なんでまたここに…?」
陽くんも驚いているようだった。

「わ、わからない。私、今日はパソコンの電源すらつけてなくて…」

「あぁ…俺も、今はリビングでテレビ見てた。…どういう事だ?」

また、そこに周囲が光だし、誰かが現れた。

「…っう。」
頭を押さえた優月さんがうずくまっていた。


「優月さん!!」
私と陽くんはすぐに優月さんに駆け寄った。

「…っな!お前らなんでここに!」
優月さんは少し怒ったような顔をした。

「知らねぇよ!勝手にここに飛ばされてて…」
陽くんは眉間にシワを寄せて言った。

「…俺も実は自分でログインしたわけじゃねぇ。突然飛ばされた。どういう事なんだ…。」
優月さんも少し困惑しているようだった。

"ゴーンゴーン"

突然激しく教会の鐘が鳴り始めた。




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