第6章 綾人について
綾人は、霧野家に次男として誕生日した。
そして綾人と名付けられた。
なに不自由ない生活を送ってきた。
そう。
霧野家は、吸血鬼界のトップ。
綾人は第2王子と呼ばれる存在だった。
綾人には兄がいた。兄はみんなから愛されていて、僕が物心ついたときから、王子として完璧で、お父様にも可愛がられていた。
そんな兄を見て育った綾人も、愛され可愛がられて育っていった。
兄に負けじと、難しい吸血鬼界の法律の勉強をして、市民の様子など事細かに調べていた。
そのおかげで、綾人は気が付けば兄を追い越し、市民からは綾人を国王にと支持を得た。
それが、兄が23僕が22歳の出来事。
まぁ、そんな綾人を兄はいい目で見ることが出来ず対立。
兄は悪い方向に走って行って、人間界へと逃げた。