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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第6章 5.Binda・blinda


虚の顔が憎悪に満ちる。
直後、彼は織姫を掴んでいた右手に力をいれ悲鳴のような声をあげた。
『殺してやる…………!!!!』
「っあ…!?」
『俺をこんなにしたのは誰だと思ってるんだ……!!!!お前だろう織姫!!殺してやる………殺してやる殺してやる殺してやるぞ!!!!』
めりめりとあり得ない音が鳴り、織姫の死が近づく。
直後、虚の腰あたりから声が響いた。
「破道の四 白雷!!」
織姫を拘束していた腕に穴が開き、彼女を落とす。
下を見てみると、先程押しつぶした筈の少女が眉間に皺を寄せてもう一度叫んだ。
「白雷!!」
穴が空いた手が今度は切り落とされる。
「"兄"や"姉"というものが何故最初に生まれてくるか知っているか……?」
酸で溶けていない手で刀を構える臨はその切っ先を虚に向けた。
「後から生まれてくる弟や妹を守るためだ、それを殺してやるなんて、死んでも言うな!!!!」
間一髪で避けた虚の胸元に、一閃が刻まれる。
それと同時に虚は再び叫んだ。
『なぜだ!!なぜ邪魔をする芭蕉臨!!!!!』
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