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【イケメン戦国】私と猫と

第16章 かごの中の鳥


「・・・湖っ・・!」

一番近くにいた政宗に続き、三成もその場に駆け寄る
政宗が、湖を抱き起こせば、湖は落ち着いた息で眠っていた
三成が、エルマーの脈をとると彼の脈はとることが出来なかった

「信長様・・・」

三成が、頭を横に振るのを確認し
信長は、無表情で刀から鞘に収める

「信長様、俺はこの辺に置かれている物を少々確認させていただきます」

光秀もまた、短銃を握っていた手を離し、周辺の箱などを確認しに行く

政宗は、湖を抱き上げ信長の方へと寄ってきた

「こんな事もあるんですね・・・」
「そうだな・・・」


人さらいの犯人、二名
一人は仲間割れの末銃殺、一人は突然死で死亡
南蛮船は、解体
攫われ閉じ込められていた女こどもは保護
生き残った黒人ヤスフェは、その怪力と湖を助けた功績を認められ、弥助として信長に仕えることになる





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あとがき

ヤスフェ・弥助とは

弥助は当時ポルトガル領だったアフリカのモザンビークの出身といわれています。
彼は奴隷として仕えていたイエズス会の宣教師・ヴァリニャーニが連れてきたそうです。
信長に気に入られ、信長に伝えるため日本に残ったそうです。
ちなみにこの「弥助」という名前は、モザンビークで人気の名前「ヤスフェ」が由来だと言われています。

今回は、この人物をちょっと拝借しました(笑)


色々迷走して書き上げたこの章・・・
ちょっとスランプでした・・・
期待外れだったらごめんなさい(汗
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