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愛の外科医 【ONE PIECE】

第6章 時の流れに身を任せ・・・・・・


あれからおよそ三週間が経った。
トラファルガーさんの態度は素っ気ないものだったが、それでも気にかけてくれているのはわかる。
私は今に幸せを感じている・・・・・・。

ぷるぷるぷるぷる ぷるぷるぷるぷる

突然何かがなった。
電話かと最初は思ったが、肉声にそれは近い。
機械音には聞こえない。

がちゃ

??

ぷるぷる音が聞こえなくなった。

「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・」

トラファルガーさんではない人の声が聞こえる。
誰なのだろう・・・。

「燐那!!」

トラファルガーさんに呼ばれる事は珍しい。
部屋に入ってみると、巨大カタツムリ!!
およそ手のひらサイズのそれは、顔が人間の物だった。

『ひっ』

あまりにも気持ち悪い・・・
人面カタツムリが動いている・・・

「元の世界に戻れる。」

トラファルガーさんは、そう言った。
一瞬本気で何を言っているのか解らなかった。
暫くすると、トラファルガーさんが異世界の住人だと思い出した。
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