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delivery start【KJ∞】

第7章 隠しきれない。


男は唖然としている。

「そ、そんなの、それで納得できるわけないでしょう!!」

「納得出来ないと言われましても。事実です。
芸能人と一般人であろうが、男女であろうが、
友達は友達です。」

「もう、いいですか?帰りたいんですけど…」

もう言うこと、というか言えることないし。

「…最後にひとつだけ。
階段から落とされたというのは本当ですか」

唯一、今わたしに起きた、妬みによってととれる、事柄。

「はい、本当ですよ。」

それだけ言って男に背を向け立ち去った。














村「あかんやろ!!」

横「ええって言われるとでも思ったんか!」

丸「いきなし大胆すぎるわぁしぶやん」

大「通常運転やん〜」

安「さすがにねぇ…」

錦「まだ早いやろ!!」

口々に反対された(違うのもおるけど)。

「せやんなぁ…あかんよなぁ…」

泊まれた方が楽なんやけどなぁ。

横「それにまだ安心出来へんやろ。記者とか。」

大「そうやん〜さすがに今ホテルはあかんのとちゃう〜?」

もぐもぐとついに食事を始める大倉。

「ほなやっぱ霄ちゃんの家の近くやなぁ」

俺はすぐタクシーとか乗って帰れるし。



錦「てかいつ言うん」


「……」

唐突に亮が言う。

丸「筑前煮やってもう浪花ちゃん、作れるんやろ?もうお嫁さんも同然やぁん」

どぅふっ!と気持ち悪い笑い方をするマル。

村「ズバッー!言うてバーンッ!て抱きしめりゃええやん」

八重歯を光らせるヒナ。

「よ、嫁とか言うなや!!まだやし!!ヒナもおかしいやろ!!」

他人事やって面白がりよってから!!

横「言うても…浪花ちゃんもあれ、すばるのこと好きやろ」


は?

「そりゃあ俺らん中では俺がいちばんやって、」

横「そうやなくて。

多分、すばると同じ【好き】や。」



一瞬、ヨコがなんて言ったかわからんやった。


「…は?」

何、言うてんねや

村「ヨコ、言うたらあかんやろ」

ヒナが口を挟む。

「や、ちょ、待てや、どういうことやねん。
言うたらあかんて」

メンバーを見渡す。

錦「え?ほんまに気づいてへんのん?!すばるくん!!」

「はっ?」









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