第2章 漁師系上司×魚食べれない系後輩
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ルアーを輝いた目で見つめていた彼が。
その目を私に向ける。
「………」
そしてそのままだんまりである。
いや、、さすがにこれは傷つくよーな。
気まずいとゆーか。
「可愛い。」
『へ?』
予想にもしなかったその言葉に私は大人とは思えない声をして戸惑った。
「食べちゃいたい。」
彼は私を見る目を輝かせてよだれをすすった。
『あの…』
うまく返せずあたふたしていると。
横目で見ていた顔立ちの濃ゆーい紳士が。
「リーダー。。デザートは最後でしょ。。」
と、フォローを入れたみたいだが。
フォローになってないから。
意味不明だから。
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