• テキストサイズ

「好きじゃない。」*嵐*

第4章 二宮和也という金の亡者


*







私はすることもなく、ただダラーっとTwitterを
下から上へスワイプしていた。



「……」


『……』







『なんですか!?』


私はただただなにも言わずに私の後ろに立つ
二宮さんにたまらず声をかけた。



「あ、気づいてたんだ笑」


『気になってまともにTwitterもひらけませんよ!』


彼はだからなんだというふうにんふふと笑って。


「ひらいてたじゃない笑」


と、あげあしをとる。



『言葉のあやでしょーが、で、なんかあったんですか?』



いつも誰に何を言われようが。
椅子から立たないわ。
マリオしてるわマリオしてるわマリオマリオマリオ。


それに、
同じひとつの空間で真剣にテストをしてるのにも
関わらずがんばれの一言も言わず、


ゲームをやってた人がどうして、、




「それは、喧嘩を売ってるんですか?」



『はい?』



「大胆にも心の声丸聞こえなんですけど。」



私が冷や汗をかいているとまたんふふっと笑って。




『嘘、でてないけど?そんなに焦るってことは思ってたんだね』





さっきと違う冷たい笑顔を向けた。





*





/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp