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「好きじゃない。」*嵐*

第1章 {1}鬼のはじまり。


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「おい、東川こっちこい」




私の人生はこの言葉から180度回転した。




『はい。なんでしょうか。』




「実はな…」




私は握りしめた拳をどこにぶつけたらいいかわからず。



デスクの上の荷物を全て箱につめる
作業をせっせかせっせかとまるでこれが仕事だと言わんばかりにやっている。




なんだよ。突然の移動なんて。




「給料はいまよりずっといい。」



そう言って高らかに笑ったおっさんの顔と笑い声か頭から離れようとしない。




『くそじじーが…』






私はそう呟いて移動先へと向かった。








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