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【ハイキュー!!】双子

第9章 猫対烏 ゴミ捨て場の決戦


-杉崎side-
星南「始まったね、お姉...。」

刹那「うん...。」

二人は観客席から緊張した顔で見ていた。その心境は複雑だ。特に刹那は。
お世話になってる我が校の先輩達の応援はしたい。いつも近くで見て、どれだけ本気でやって来たのか知っているからだ。でも、烏野も...自分の好きな人も応援したい。

星南「...どっちも応援しよう。試合している人たちや応援している人には失礼かもしれないけど、選べないもん。どっちにも勝って欲しいよ...。」

刹那「うん...。そうだね。」

頑張れ───

*********************

サーブは烏野からだ。影山が合宿でレベルアップさせた殺人サーブを相手コートにブチ込んだ。
それを夜久くんが崩しながらもあげた。しかし、ボールは烏野コートへ。

烏「チャンスボール!」

日「もってこォォい!!」

ボールは月島から影山へ。影山から日向へ。一発目は『変人速攻』。

ドスッ 烏野先取

「「「「うおおおお!!」」」」

烏「ナイスキー!!」

夜「クソッ。スマン!」

黒「ドンマイドンマイ。次とるぞ!」


1セット目から取って取られての攻防戦。

ピーー

27対25 1セット目は音駒が取った。

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