• テキストサイズ

【ハイキュー!!】双子

第7章 狭間


~~駅~~
-菅原side-
楽しい時間は本当にあっという間だ。
もうせっちゃんと別れないといけない。伝えなくては。

刹那「スガ先輩。今日はありがとうございました。お陰で楽しいクリスマスが過ごせました。」ニコッ

菅「うん。俺の方こそありがとう。すっごく楽しかったよ。......なあせっちゃん。」

刹那「何ですか?」

言え。言うんだ。

菅「...俺、刹那が好きだ。初めて会ったときからずっと──。」

刹那「え...。」

*********************

-刹那side-
ええええぇぇぇ!!!!
嘘でしょ!?スガ先輩が私のこと好きだなんて。しかも今刹那って、名前で呼ばれた!?うきゃわ~!

って、返事しなくちゃ!えっで終わってたわ。

刹那「あ、あのスガ先輩!えと、あの...私も...」

菅「待った!」

へ...?返事をしようと思ったらスガ先輩に口を塞がれた。何故だ?

菅「ゴメン。でも返事は春高が終わったらにして?今言ったのは、ただ伝えたかったんだ。春高が終わるまで連絡とらないようにしようと思って。その前に伝えなきゃって。」

刹那「...分かりました。その時が来たらお返事します。」

菅「うん。その時が来たらもう一度言うよ。.....俺にとってはこの春高が最後の春高だ。でも俺はスタメンじゃない。出られるか分からない。だからこそ出られるように頑張る。出て、活躍して刹那に惚れてもらえるように頑張るよ。だからそれまで連絡はとらない。」

スガ先輩...。

刹那「はい。頑張って下さいね。」

そうして私達は別れた。

強い決意と激しい熱意がこもった目で、しっかりとした声で私に告げた。

私はそんなあなたが大好きです。
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp