第5章 試合の後の楽しみ

-夜久side-
刹那「今日の試合はどうでした？スタメンで出てましたけど。」

ん？せっちゃんいきなり何を？スガくんも驚いているじゃないか！

菅「え！？何で知ってんべ？」

星南「あ、その時私たち部活が休みだったんで見てたんです。」

夜「気付いてなかったのか？」

菅「うっ...。」

気が付いていなかったのか...w。研磨と音駒の３年は気付いていたのに。

刹那「で、どうだったんですか？」

菅「控えで入るのとは違う緊張感や苦しさ、仲間と一緒に戦える喜びを感じられて楽しかった。もっと戦いたいって思ったよ。」

刹那「気持ちじゃなくてプレーでは？」

おいおい。何がしたいんだ、せっちゃんは。

菅「まだまだだな、って思った。日向の力は最大限に引き出せなかったし、影山みたいに上手くいかなかったべ、やっぱり。」

スガくん...。あれ？せっちゃんの様子がおかしい。せいちゃんも「あー......。」って。

ﾁｮｲﾁｮｲ ん？ せいちゃんに袖を引っ張られた。

星南「こうなったお姉は止められないんで見守って下さい。私も思うところがあるし。」

夜「お、おう。」

どうしたんだ！？