第4章 え、菅原だけど。
「おーい、やまもとぉー、プリントだせよー。」
「山本くん、ちょっとここ教えてー。」
「山本、じゃま。」
凜「山本くん、ペン落としたよ。」
まさと「あ、ありがとー」
ガラガラガラガラっ
先生「さぁ、授業始めるぞー。」
こうして、授業がはじまる。
先生「はいっ、じゃあ、ここの問題な。えーっとぉ…あー、菅原、解いて。」
.…………え?だれ?思ったのは全員のはずだ。なんせ、みんなの記憶に菅原なんて人物は存在していないのだから。誰だろう、と見渡してみると、席をたったのは…なんと、山本くんだ。あれ?なんで山本くんが、たつんだ?みんなも、はてなマークを浮かべている。
キーンコーンカーンコーン…
結局その授業はそこで終わってしまった。
凜「あれ?山本くんのしたの名前なんだっけ?」
まさと「まさとだけど…。」
凜「え?じゃあ、なんで菅原って言われたときに立ってたの?」
まさと「え、俺菅原まさとだけど。」
全員「えぇぇええええ!!??」
るり「え?山本じゃないの?」
まさと「それ、俺が住んでる場所だけど。」
全員「すいまっせんしたぁぁぁぁぁ!!!!!」