第2章 再会
金曜日の夜。
いつもみんなで行っていた居酒屋で、待ち合わせだった。
「もしもし、文哉、店に着いたんだけど」
と文哉に電話すると、文哉が迎えに来た。
「久しぶり(*^^*) 結婚おめでとう」
と伝えると。
「俺が一番乗り!!」っというので、
両手で頬をつねってやった(笑)
「痛いわ、アホ」
って言ってたけど、イラつくので無視した!
「早く案内してよ (>_<)」と私が言うと
渋々とみんなのところに案内してくれた。
もうみんな揃っていた。
「ごめんm(__)m 私が最後だったんだね」
というと、
「お疲れ様、 先生」
と涼介の茶化す声が聞こえた。
「 お疲れ様 デザイナーさん、
締切は大丈夫なの?」
と私が言うと涼介が項垂れていた。
それを見て、みんなが笑いだす。
「涼介の負けだな」
と私の好きだった笑顔で、優輝が言った。
久しぶりの優輝の笑顔にドキッとしたが、
平気な顔で、涼介の隣に座った。
「せっかく楽しみに来たんだから、
思い出させるなよ(T^T)」
と涼介が私の肩を叩いた。
私の席の前が、優輝で、その隣が文哉。
涼介の隣に要がいた。
昔はいつも優輝と涼介が隣にいることが多いのに、変だなと感じたけど、特にそこには触れなかった。
「文哉の結婚と久しぶりの再会に、乾杯!」
「「「「乾杯」」」」
と涼介の掛け声で、飲み会が開始(*^^*)
昔は、質より量だった私たちも今は、
質を取るようになり、健康に気を付けるようになった。
社会人になり、3年目となると、責任者を任されるようになったため、風邪では休めない。
みんな 成長したんだなと感じた。