第6章 攻める男たちと守る男たち
要side
仕事をしてたら、美琴からラインがきた。
内容を見ると、多分 飲み会の翌日に
バカ二人が美琴に連絡を取って、襲われて
困ってるんだろう。
そして、襲ったらしばらく会わないし、
話もしないと言われて、バカ二人は
ショボくれてそうだな(笑)
本当は今から迎えに行くことは出来るが、
面白いから、美琴に朝一で迎えに行くと
連絡した。
そして、文哉に電話をした。
俺から電話をすることがないので、電話に
出た瞬間に
「あいつら、美琴に手を出したか?」
と訊いてきた。
「おそらくそうだと思うが、詳しくは訊けて
ないが」
「美琴が熱を出して、あのバカ二人が看病
してるらしいから、明日迎えに行ってみて、
また状況を伝える」と言うと渋々納得して
いた。
本当に、文哉は美琴を妹のように可愛がり
すぎだ(笑)
文哉が東京に就職する際に、文哉に美琴を
見守ってほしいと本気で頼まれていた。
まぁ、本当に美琴は危なっかしいので、
心配なんだろう。
俺は美琴を見ていて面白かったし、いつも
何か事件を起こすので、見ていて飽きな
かったので、その役を引き受けて相談に
のったり、文哉に報告をしていた(笑)
本人は、文哉や俺に守られているとは知ら
ず、すくすく超ど天然に育った。
なぜ、恋愛になるとあんなにも気が付かない
のかは、本当に謎だ。
明日の様子によるが、面白そうなら俺も参戦
して、面白い展開にしていこうかな(笑)
明日、迎えに行くのが楽しみだ(p^-^)p