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恋愛っていいことなの?

第5章 三角関係


涼介side

初めてこういう行為をする美琴に無理を

させたくないと思って、耳、首、唇、胸に

キスをして、胸、腰、太ももなどを服の上

から撫でまわしていた。

俺がキスや身体を撫でたりすると

「はぁ はぁぁ あぁ~ん」などと色っぽい声

をあげる美琴に酔いしれていた。

でも、キスの仕方も分からないような

美琴はとても体力を使ったのか、途中で

寝てしまった。

そんな美琴が可愛くて、寝顔を見ながら抱き

しめて、幸せを感じていた。

そんな時に、美琴の携帯が鳴った。

とりあえず、音が鳴らないようにしょうと

携帯の画面を見ると優輝からの電話だった。

美琴が好きで、優輝にも渡したくないと

自覚してしまったので、優輝と話そうと

思い、勝手に携帯に出た。

当然、優輝はなぜ俺が電話に出るのかと

怒っていた。

だけど、先に手を出したやつに言われたく

ないと思い、言いたいことだけ言って

電話を切った。

それから少しして、チャイムがなった。

優輝は無言で部屋に入って、早々に

「なんで! お前の家に美琴がいるんだよ」

と叫んだ。

「お前、今何時だと思ってるだよ!!」

「美琴も寝てるんだから、静かにしろ!!」

と俺も感情的になってしまった。

少し無言があって、

「とりあえず、座って話そう」と俺が言うと

ようやく優輝はソファーに座った。

「で、何でお前の家で美琴が寝てるんだよ」

と優輝が低く怒りがこもった声で訊いてきた。

「お前がいきなり美琴にキスするからだろ!」

「キスして、告白せずに普通仕事に行くか?」

と俺が負けじと言うと優輝は黙って何も言わない。

それに余計腹が立って

「美琴の気持ちをお前は考えたのかよ!」

と大きな声を出してしまった。

すると、「大きな声でどぉ~したの?」と

寝ぼけた顔をした美琴が寝室から出てきた。

「わりぃ、起こしちゃったか!」と俺が謝ると、

「ううん、大丈夫だよ (*^^*) 」

と言って、こっちを向くと優輝がいることに

気が付いて、固まってしまった。
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