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紫の夢

第2章 Prorogue


「じゃあねみかちゃん!」

『うん。バイバイ』


私は波多野みか。

平々凡々な大学二年生だ。

今日もこうして何時も通り友達と別れたのだが…





はい。どうしましょうか。前から大型トラックが突っ込んできました。


自分でも、何でこんなに冷静なのかはわからない。

でも、多分、身寄りも無くて、特にやりたいこともなくただ日々が過ぎていくのを待ってるような生活だったので未練が無いんだと思う。


ドンッッ



意識が朦朧とするなか、最期に見たのは赤だった。



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