第2章 何気ない日常
休み時間、友達の席から自分の席に戻るときに
彼の席のほうをチラッと見てみる
………、やっぱ何ていうか…かっこいい…。
気になってもう一度見てみる
…っ!
目が合う
びっくりして反射的にそらしてしまう
彼はその反応を見て悪戯に笑う
あぁ…、これバレてますよねぇ…
席に座ると彼がこっちに来る
『よう、暇だから来てやったよ』
そう言いながらケラケラ笑ってる彼
「笑わなくていいじゃん…」
『いや、何ていうか面白くてな笑』
「ほんと人をからかうの好きだね」
「あたりまえだ!」
そんな自信持って言わなくても…笑
「あ、チャイムなる、やべ先生くる」
「さっさと席に戻れ笑」
シッシッと彼を席に帰るように促す
何気ない会話が嬉しすぎて浮かれる…
でもバレてそうだ
……まぁいいか。