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Sweet days [ハイキュー!!SS集]

第23章 オーナメント


このオーナメント可愛い!

仕事帰り雑貨屋さんのショーウインドーに飾られてるツリーに私は心を奪われていた。


雪の結晶柄のライト付きのガラスボールのオーナメント。


私は一目惚れをしたオーナメントを購入した。


早く帰って京治と一緒にオーナメント飾ろう♪



「ただいま~!」

私が玄関を開けると彼氏の京治が出迎えてくる。

彼は年下だけど凄く落ち着いていて
私が年下に見えるくらいだ。


「理緒さんお帰りなさい。早かったですね。」



「うん!早く京治に会いたかったから
ダッシュしてきちゃった!」



「走ったら危ないですよ。こんなヒールが高いブーツ履いてたら怪我しちゃいます。
俺はここで待ってるので今度からは歩いて帰ってきて下さいね。」

そう言って私の頭を撫でてブーツを脱がしてくれる優しい京治。

私は彼に愛されて幸せです。


部屋に入るとテーブルに
私が寄った雑貨屋さんの袋が置いてあった。



「京治も雑貨屋さん行ったんだ?」



「はい。理緒さん部屋のツリーが寂しいって言ってたじゃないですか。だからオーナメント買ってきました。」



「本当に?私も雑貨屋さんのツリーに飾ってたオーナメントに一目惚れしちゃって買ってきたの!」



「俺もツリーに飾られてたオーナメント買ってきました。……もしかしたら同じ物でしょうか?」



「一緒だったら凄くない?同時に開けてみようか?」



「そうですね!」


雑貨屋の袋を同時に開け買ってきた物を同時に見せた。



「「全く一緒!」」

お互いの物を見てほぼ同時に発した言葉。
そして京治と目が合い笑いが込み上げた。



「感想まで一緒だとは。それだけ俺と理緒さんは気が合うんでしょうね。」



「フフッそうだね!京治オーナメント一緒に飾ろ!」



「はい!」


ツリーに買ってきたオーナメントを飾る。
ライトを付ければ一気に華やかなツリーになった。


「ツリー綺麗だね!」


「はい……ですが理緒さんのほうが何倍も綺麗ですよ。」

京治に耳元で囁かれ私は一気に体温が上がった。


明日はクリスマスイブ

彼と過ごすイブはきっと素敵な夜になるだろう。




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