• テキストサイズ

FloW WorlD

第15章 VadroM World





『はっ、はじめまして!!

葉風 琴乃です!!』


琴乃はなぜか早口で言って、

ぺこりと頭を下げた。


「あらあら。」

クスクスと笑うアンナ。





アンナは視線を下げて琴乃を見た後、

何かに気づき、はっとして顔を上げた。



「あなた!! その短剣!! 参加者ね!!」



アンナはきらきらしたオーラを出しながら、

琴乃の手を握った。



「もっと早く言ってくれれば!!」


そう言って手を引っ張り、

琴乃をカウンター席に座らせた。


「待っててね!!

今お料理持ってくるわね!!」


言いながら小走りで奥のキッチンに行った。
/ 309ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp