• テキストサイズ

平和な1日。

第2章 episode1



連れてこられたのは楽屋。

「ちょ、ちょっといきなりなんなんですか...」

夏希。
姉の名前と一致していることなど、私はその時は思わず息を切らしながら彼に怒鳴る。

「なにって、君ね...」

「言っておきますが、私の名前は七嶺楓希です!!」

そう言い返すと、彼はあからさまにしまった!という顔をした。

「ごめんなさい、遅れましたー!!」

聞き覚えのある声と共に、『ただいまを持ちまして、入場は出来なくなりました』

そんなアナウンスが鳴った。
絶望的になったのは、言うまでもない。
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp