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アンドロイドとLBX

第3章 4人目の戦士


爆発音が耳煩く鳴り響く。まるで此処が戦場にいるみたいだ。今LBXが町中を暴れている。そのためか人が誰一人もいない。
――戦士たちを除いて。
そんな紛争の中にいる焦げ茶色の少年・山野バンはCCMでLBXを操作している。彼は謎のテロ組織・ディテクターと戦っている一人の戦士であり、今暴走しているLBXを白いナイトフレーム――エルシオンを使って止めているのだ。
そんな時、藍色のアホ毛がこちらに向かって来た。

「バンさん、こっちは終わりました!」
「ヒロ!こっちも何とか。だけど、皆の連絡が来ていない」

バンのCCMが鳴った。コブラからだ。

『バン!右のエリアでLBXが暴走している!急いで止めてくれ!!』
「分かりました!」

バンは連絡を切り、ヒロの方を見た。

「行くぞ、ヒロ!!」
「はい、バンさん!!」

バンとヒロは右のエリアへ向かった。
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