第3章 4人目の戦士
バンはCCMで宇崎拓也に連絡をする。
「拓也さん、敵LBXを片付けました!!」
『そうか、あとは……。いないようだ、ダックシャトルに戻って来てくれ』
「わかりました!!」
そうしてバンは連絡を切った。その瞬間、爆発音が鳴り響いた。
「!何だ!?」
「もしかして、まだ残ってるんじゃ……」
バンのCCMが鳴った。相手は拓也からだ。
『バン、ヒロ!緊急連絡だ!裏路地でまた敵LBXが発見した!!急いで向かってくれ』
「わかりました!!」
バンはCCMをしまい、ヒロに顔を向ける。
「行くぞ、ヒロ!!」
「はい、バンさん!!」
バンとヒロは爆発音が鳴った方角へ向かった。
爆発音が鳴ったの方角は裏路地だ。其処には街を荒らしている敵LBXとそれを率いる漆黒のナイトフレーム――アキレス・ディードがいた。