• テキストサイズ

六つ子にお兄ちゃん!?

第3章 皆のお話


俺はゆっくりと扉を開くと…そこには地べたに座り込んだおそ松、チョロ松、一松、十四松、トド松がいた…なにがしたいの…

『…あー…なにやってんの?なんか凄い勢いでキノコ生やしそうだけど…』
チ)アイ…兄さん…
そのなかでもチョロ松だけは話しかけたのがわかったようだ…他はホラーの様に下を向きブツブツと何かを言っている…今一番正気であろうチョロ松に話を聞いてみる事にした…

『チョロ…松?なんでこんなことになってんの?』
チ)あのあと…おそ松兄さんが入らなければ!とか言い出して…兄さんの部屋の前に来たかと思えば扉が半開きで…おそ松兄さんとかトド松とかが…順番に覗いていったてみんな沈没していったんだ…
『沈没って…凄く的確だな…』
チ)それで…僕も覗いたんだ…その時は兄さんがカラ松兄さんと一緒に寝てた時だったんだけど…アイ兄さんの事だから眠くなったんでしょ…?
『おー…良くわかってんな』
チ)だと思ったよ…ボソッそれ以外認められる分けないけど…
『ん?』
チ)なんでもないよ?でもそのなかでも群を抜いてショックだったのがどうも一松みたいなんだ…近くよってみてよ…呪いみたいになってるから…
『呪いって…そんなにか…』
そういわれ俺は一松の隣に座り込み耳を澄ます…
一)グズ兄貴死ねグズ兄貴死ねグズ兄貴死ねグズ兄貴死ねグズ兄貴死ねグズ兄貴死ねグズ兄貴死ねグズ兄貴死ねグズ兄貴…
『!!!??』
ガチの呪いみたいになっとる…俺は再びチョロ松の元に帰りチョロ松を抱き締めた

チ)ちょ…なんなのさ!
『一松がとんでもなく怖いんだけど…』
チ)…だから言ったじゃん…呪いみたいだって
『グズ兄貴って…』
チ)おさっしの通りカラ松兄さんだよ
『だよな…』
俺はため息を一つ漏らした
/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp