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流星チョコレート

第8章 チョコレートケーキ



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舞の部屋にあがったのなんだかんだ初めてかもな………









さっきなんで頭撫でるような真似したんだろ……

今さらになって恥ずかしくなってきた













「好きだなぁ…こうやって叶多と話すの」






舞はぼーっとそう言った。







少しほっぺがピンク色に染まっているように思えた


「いやっ、あれね、ほら、中学校の時思い出すなって思ってさ!」






「俺も。」








その返事は、好きだよって言ってしまったようで照れた。








(やばい、照れてる舞可愛い)






だめだ。













また



好きだ



って口走りそうになる。











そろそろ帰らないと…

本当に








俺だめだ。












「じゃあそろそろ帰るね。」







そう言うと舞は、わかった。と微笑んだ。










寂しそうな顔をしたように思ったのはきっと俺の願望だろう。
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