【100プリ】 消えない過去と生きる今(ルイとのお話)
第9章 親善パーティー大作戦
「国王陛下、キャンドルに火を灯すことには、意味があるのをご存知ですか?」
国王「・・・・・・?」
国王は視線だけで首を傾げる。
「私の国では、人を祝うために灯したり、願いをかけるために灯したり、祈りを捧げるために灯します」
国王「・・・では、このキャンドルの意味は」
国王陛下の問い掛けに、
私は悠然と微笑んで告げる。
「歓迎の、意を込めて」
(・・・お願い、届いて)
国王陛下は辺りをゆっくり見渡すと、
胸元からすっと何かを取り出した。
国王「・・・・・・この招待状も含めて、貴女の心をしかと受け取った。素敵な国だな・・・ウィスタリアは」
「ええ・・・」
頷いて視線を落とすと・・・・・・
(・・・・・・あれ?)
国王陛下が持つ招待状に、
自分のものではない筆跡を
見つけた。
(・・・・・・もしかして・・・)