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【100プリ】 消えない過去と生きる今(ルイとのお話)

第16章 初めて触れた貴方の心



ルイ「お願いだから、………放っておいて」

「……放っておけるわけ、ないじゃない…」


 近づけば近づいた分だけ
 離れていくルイの背中。

「…もっとちゃんと気づいていれば、ルイを守れたのに…っ」



 今の私にできること……。

 ジルから聞いた、ルイのこと。



(ルイはきっと、私よりずっと長い間たった一人で歩いて来た)

 冷えきったルイの体を抱き締めて、
 自分の想いをただ必死に
 ルイに届けた……。



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