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キミの気持ち【K.N】

第1章 ~春~


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「明日香、なにポケーっとしちゃってんの」






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「ご、ごめん」




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そうやってまた、



いそいそとオレの口にご飯を運ぶ明日香





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昼休みに屋上でこんなことやってたら


誰もが『カップル』だって思うかもしんないけど




別にそうゆー訳じゃない。






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ただの友達。



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明日香には、

『翔』っていう、いかにも真面目そうな片思いの人がいるし、





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オレは明日香に片思いしちゃってるし。






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なんだかもー、ドロドロよ






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ちょっとでも振り向いてほしくって、メチャメチャ甘えてみても


キミは見てみぬフリばかり。






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いっつも視線には

『翔』って人が移ってて、

それを見るキミの目はキラキラしてる。




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そうして僕は置いてきぼりだ
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