第5章 お久しぶりです。クラウスおじ様
やめて・・・あの子に手を出さないで!
私がすべて代わるから・・・
あの子とシエルを傷つけないで!
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「っは!」
嫌な夢を見たわね。
「はぁ。もう檻の中ではないというのに。」
あら?起き上がれない?
「あらあら」
シエルがくっ付いていたのね。
「よいしょっと」
さてと、走り込みをしようかしら。
シエルside
「坊ちゃんお目覚めの時間ですよ」
まだ眠い。寝ていたい。
「お嬢様の部屋なのですから早く移動した方がよいのでは?」
だからここに居たいんだろう。
「本日の朝食はポーチドサーモンとミントサラダをご用意いたしました。付け合わせはトーストスコーンとカンパーニュが焼けておりますがどれになさいますか?」
「...スコーン」
「この香り...今日はセイロンか」
「ええ本日はロイヤル・ドルトンのものを」
「ティーセットはウェッジウッドの蒼白でご用意致しました」
「今日の予定は?」
「本日は~~~~
ハァ面倒だ。姉さんに会いたい。