第13章 虎の愛

いつもそうだ。
優姫の瞳の中の獣の光を見た時からだ。
こいつが強くなったら本気の殺し合いをしてみたいと思いながら、こいつのことは傷一つかないように守ってやりたいと思う。
相反する二つの感情が常にあった。



常に闘いに身を置きたい獣の本能と、愛おしいという感情を満たす女……
こんな女にはもう二度と出会えないだろう。




蜜壺をかき混ぜる指を三本に増やした更木は優姫の秘裂に顔を近づける。
空いた手で秘裂の襞を広げて隠れた肉芽を露にすると、充血したそれを吸い付くように口に含み舌で舐めて嬲る。



「んぁっ！！やだっ！更木たいちょ……それダメっ！！あっあっんぅっ……やぁぁぁぁーー」



ちゅうちゅうと吸いながら一番敏感な肉芽を嬲られた優姫はすぐに二回目の絶頂に身体を痙攣させた。
肉壺の指は激しく出し入れしながら絶頂の締め付けを堪能した。



しばらく痙攣した身体から力が抜けた優姫の肉壺から指を引き抜くと、更木は服を脱ぎ包帯を巻いただけの全裸になる。
勃起して淫汁を垂らしててらてらと光る長大な肉棒を優姫の秘裂にあてがう。
快感に朦朧とする優姫の瞳を見つめて、耳元で囁く。



「挿入るぞ。」



ずんっと一気に最奥まで貫いた。



「ひぅっ……」



優姫は衝撃に目を見開き息を飲んだ。